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Philippineの周産期の不思議

こうのとり

フィリピンの周産期に関する資料に目を通していて不思議に思うことがあったので
一部をココに記載。

Neonatal and child Health Profile
Demographics and information system
Under-five population 11,334,354
Number of birth 2,403,943
Birth registration coverage 90
Coverage of vital registration on cause of death 92

Health status indicators
Stillbirth rate per 1,000 total births 16.0
Neonatal mortality rate per 1,000 live births 13.7
Number of neonatal deaths 32,668
Infant mortality rate per 1,000 live births 23.5
Number of infant deaths 56,192
Under-five mortality rate 29.9
Number of under-five deaths 70,987

※Sources:United Nations,Department of Economic and Social Affairs, Population Division. World Population Prospects:The 2012 Revision:
WHO(2013):Global Health Observatory Date Repository
UNICEF/WHO/The World Bank/UN Pop Div.Levels and Trends in Child Mortality Report 2014




この情報からわかることといえば
乳児死亡率が最近改善傾向にあるものの相変わらず高い
(日本ではNeonatal,Infant1,000出産あたりの死亡数がそれぞれ1,2である)ということくらいなのだが
ここから各資料を読み進めていくとおもしろい。

%of death chart
※資料より医龍作成

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確かに危険とされている28日未満での新生児死亡が高くここまではうなずけるものの
その内訳にびっくりする
0−28 days of Lifeの65%が0-1日での死亡で
以下のグラフが原因である
why

31%が早産、23%で呼吸不全の仮死となっている
早産が問題だとして全国総合周産母子センターの発表によると
日本の場合
26週以降の新生児の死亡は数%とほぼ無い
しかも

 出生時に胎外生活に必要な呼吸循環動態の移行が順調に進行しない事例は,全出産の約
 10%にみられ,さらにそのうちの約10%が積極的な新生児心肺蘇生法処置を受けなけれ
 ば,死亡するか,重篤な障害を残す


とあるがNCRPでこうした事例の90%はマスク&バッグを用いた用手換気のみで蘇生に成功し,
胸骨圧迫による心臓マッサージまでを加えれば,基礎疾患が無い事例の大部分が蘇生できると報告されている。

ということは
Philippineの周産期死亡率を下げたいなら
正確な妊娠週数の確認と分娩でのリスク管理のみで改善するといえるのではないだろうか。

フィリピンと日本を同列に語ると地域差や貧困、バランガイの診療所を見ろ!など
大いに批判を受けそうではあるが笑。。
誤解を恐れずに言うと
エコーは高価な機械ではないのでフィリピンの至る病院で散見する
簡便な検査ではあるものの術者の技量に大いに依存してしまう機械ではあるが
エコーが大好きなのは間違いないだろう笑
しかも5歳生存率には地域差が殆ど無いことがわかっている。
ということはモノはある!!

あと必要なのは
医療者と妊婦の教育なのかもしれない。


患者の教育度合いと貧困度で5歳までの生存率が異なるというおもしろい報告も
あったので
今度、時間があるときにでも。。また

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